2025年4月21日月曜日

描くことに理由付けはしないが

別に具象でもなく抽象でもなく風景でもなく敢えて何かを表現したものでもない。そんな絵を描きたくなります。事実、私がこの頃描いているのはおおよそそんなものばかりです。



これで良いのか、という疑問さえすでに私にはありません。そのようなことは私にはもう無意味になりました。いつからそうだったかは、もう覚えていません。絵を描く人は、その類に関して得々と述べる人が少なくありません。どちらかというと私は、それらに少々うんざりしてしまったのかも知れません。今の私は、描くことに一々の理由を付けない。これをなるべく心掛けています。これをやると、なんだか全然面白くなくなるのです。

2025年4月11日金曜日

古木のイメージから

見えているものをそのまま描くのではなく、今ひとつ、何らかの暗示的な表現ができないものかといつも悩みます。明暗だけで描いても、やれその配置が気に入らないとか筆振りがもうちょっと、とか色々悩むことも日常です。



この絵はちょっとオカルトっぽくなりました。モノクロで描くと具象でない限り割とそうなりがちだと思っています。暗示に留めた絵は見方によって色んなものに見えがちです。