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2024年6月8日土曜日

畔の小道--暗示的な表現

偶然とアートの関係を以前から語っています。そこに何が描かれているかについて、作家は説明する必要があるでしょうか。これは随分昔から色々と言われている問題です。私自身も迷うことが多く、しかしながら、あまりの説明は避けるようにしています。


モノクロで暗示的に描かれた抽象的な風景画

この絵は、タイトルがあることによって想像が導かれるタイプの絵だと思います。もしタイトルがなかったら、人によっては単純な模様にしか見えないかもしれません。小さな田んぼ、或いは池でも良いのですが、点在するその間を縫うように続いている畔の小さな道です。どこかに人らしきを描けば、私たちの脳は明瞭にそれを思い浮かべると思います。急にピントが合ってくるのです。

2024年5月10日金曜日

SFブームが過去にあった

今は廃れた、と言う意味ではありません。今はCGが凄いですし特撮など当たり前であって、むしろ普通になったということでしょう。しかし私の記憶では、エイリアンの一作目が公開された時期、これが特に印象深いのです。1980年だったか、あの作品は、映像的な面でもそれまで私たちがテレビドラマなどで知っていたものとは一線を画したように思います。リアルさという面からも。

その後スタートレックやインディージョーンズやスターウォーズなどが登場し、テレビで良く知っていたスタートレックも映画なるとやはり映像的にも違ったように思います。過去打ち上げられたボエジャーが機械文明と一緒になって戻ってくるあの話です。笑顔のないミスター・スポックを見て観客はクスクス笑っていましたね。もっともこのスタートレックの評価は色々あったようですが…。

SFは絵だね--というのは有名な言葉です。どなたが仰ったのだったか。確かSF小説家の野田昌弘さんだったと記憶します。日本でもSF関係の雑誌がいくつか出回るようになり、海外のアーティストの絵なども知る機会が多くなりました。私も憧れて描いたものです。