あっと言う間に12月も半分過ぎました。こんな私でも多少の付き合いがあり、毎年年末は忘年会があります。忘年会って、海外にもあるのかな。光景を眺めていると、街はそれなりに賑わいをとり戻していると聞きます。
既に11月からネオンが輝き始め、その雰囲気も好きなのですが、私は冬の木立も枯れた、どことなく寂しげな雰囲気が好きです。よくそんな景色のなかを歩きます。寒すぎるとそれどころではないのですが、なにしろ冬は私の苦手な虫の類が少ない。それあまあ余談ですが。
いつの頃からか、多分子供の時からそうだったと思うのですが、朽ちて寂しげな寂とした風景の中に居ることが好きでした。友達も割と多くその点では別に人見知りな性格ではなかったのですが、しかし同時に孤独な感じに包まれる魅力を感じていました。
考えてみれば、カラフルな絵はあまり描きません。決して嫌いではありません。世間様の魅力的なカラフルな絵にも惹かれるものを感じます。是非そちら系の絵にも取り組んでみたいと思っていますが、しかしいかんせん時間が足りないのです。あれこれと同時にこなすことは私の能力ではいささか難しい。しばらくは今の状態を大切にしたいと思います。
このことは、幼児体験が影響していることは明白です。子供の頃の私の環境は街の外れに近く、今はすっかり景色が変わっていますが、ほとんとが放置されたようなところばかりでした。しかし私はそんな世界が好きでした。
残り寿命が少なくなるに連れて昔を思い出すことが多いと思います。絵もそれに引きずられて、それで良いのだと納得しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿