どうも年が明けてから物事がうまく行っていないのです。ずっと体調悪くて…。単純な風邪なのですが、熱もなく寝込むほどじゃないにしてもズルズルといつまでもという状態でした。
ああでも、それもようやく収まってきて、ようやく外出くらいはできるようになりました。こういう時に、一人の穴倉生活に似た身の上は情けないものです。食べるものが底をついても出るのが大変。ならもう食べるのもいいやという感じで、どうせ味が変だからスープくらいしか食べられないしで、ドンドン投げやりになります。
この何年間は風邪らしい風邪もひかずでして、今回もその程度だと思っていたのですが、異変を感じたのが外出中だったので対処が遅れました。
ところでこの頃は、時間を見つけては過去を辿るようなことをやっているのです。そろそろそんな歳であります。自分探しというようなかっこのよいものではありません。いちいちそんなことではないのですが、訪れてみるのはなかなかそれなりに興味深いものがあります。当時の考え方とか、後で振り返ったら徒労ばかりしていたなとか、そんなことしか思い浮かばないのですが、それでも、人は概ねそういうものであって、自分も同様だった。むしろ、安定した生活を放りだしたような人間だったので、人生の大半が荒れ野を行くが如しでした。なんとかなってきたのは、ほんとうに奇跡のようなものです。
当初は商業美術を志していたのですが、それもドンドン変化して、何をやっても初志貫徹のない人生でした。今もだから、流れるままです。
しかも今年は、アートの類だけではなくて別のことに時間を割かねばならなくなり、とはいえそちらも決してアートと無関係ではないのですが、一人の時間は限られているので、ブログはその分割を喰って停滞するかもしれません。もともとこのブログは最初からそれを念頭に置いていますから幾つかやっている作業はどこかにひとつにまとめる必要が生じて来るかもしれません。
まだ明けたばかり。今年がどうなるかまったく分かりません。見通しがあるのは、暮らしていけるだけの経費は何とかなりそうだと、それだけです。それだけでもましではないかと、自分で思っております。
体調が戻って活力が復活したらアート関連でも元気を出しましょう。
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