ちょっとばかりややこしいことがありました。世間の誰にも無関係な個人的な日常ごとです。なのでちょっと更新が隔たりました。元々このブログは自分の記録のようなものなので更新を気にする必要はないのですが、忘れてしまわない程度に記事を書いておきましょう。
埋まっていたものの露出、或いは捨てられて朽ちたもの
個人的にどんなことがあったか?
うーん、まあそれはね、どなたも同じだと思います。人が生きている限り、避けられないことはある。一つは健康上、ひとつは隣人たちとの関係。まあ本当に色々あります。健康上のことと言ってももう幾つも抱えていまして、今さらのことなのですが、最近は特に眼がよくありません。私は何故か昔から医療ではあまり良い経験がないので、病院通いが億劫なのです。
まあ、その話をしていると長い。人には運とか星とかがどうやらあるようで、少なくとも過去はそうでした。でもいつかは決断しなければならないでしょう。
ということで、実は私が描くイメージも、最近は本来どう見えているのか、ちょっと怪しくなってきました。そう大きな違いはないだろうとは思うのですが、まったく健康な人とは違って見えているかも知れません。それもこれもなりゆきのままです。
イメージの説明を多少しておきましょう。私は以前から、寂れたもの、朽ち果てたもの、放置されたもの、捨てられたもの、などに関心があるのです。もちろん、ゴミ漁りをするわけではありません。時にはしてみたくなりますがね。同時に、ずっと昔に放置されたまま埋まってしまったものとかが近頃の描画意欲になっています。
原因は、まったく自分でもわかりません。漠然とですが、幼児体験かも知れないと思っています。幼い頃に住んでいた近くに古いアパートがあって、そこに廃墟と化した小屋がありました。母に連れられてアパートの知り合いを訪ねた時、私はその小屋付近で遊んでいました。
周辺の土の感じや掘れば何か出てきそうな雰囲気。全てが不思議な感覚。別世界。私の日常とは異質な空間でした。植えられた花も朽ちていてお世辞にも綺麗とは言い難い場所。そこに何故か魅せられたのでした。
このことを、私は今も非常に不思議に思っています。そのことはいずれ少しずつ書きましょう。
絵は黒の普通の水彩絵の具で、水で溶くだけで描いています。下描きもなく、描きながらデッサンするタイプの描画です。トーンだけで表現することを日頃からとても好んでいます。
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