2024年8月12日月曜日

これはオッサンか

オッサンとはその辺のやや年配の男をさす言葉です。英語ではなんというのでしょう。ちょっと調べてみたらolder manとありました。まあ、それでいいのでしょうね。



でも、必ずしもそう見える必要はありません。私にはそう見えたということです。ぼんやり眺めていると楽団の指揮者にも見えてきます。前後に顔がくっ付いている変な奴にも見えてきます。

角度を変えてみるとまた違うかも知れません。無理やりを想像する必要はありませんが、単純な模様から何が想像できるか。これはとても楽しいものです。

私はその方法で描くことも少なくないでのです。少なくない--という言い方はやや含みを持ちますが、そればかりで描いているわけでもないということですね。

前述したように、私はどこかへ出かけて行ってそこをスケッチするとかのスタイルではありません。若い時にはそういうこともやったことがありますが、もう面倒なのです。準備したり移動したり、また時間の問題もあります。思ったらいつでも作業にかかれるような状態に、狭くてチープですが、作業場はそうなっています。いつも僅かな時間を見つけて描いています。題材はどこからも得られますので、自分で自由に好みの世界を作るのが好きなのです。そして今はやや抽象現代風に傾きました。

こんな観点でみると、どんなものでも興味深くなります。クシャクシャと丸められてゴミ屑とか、投棄された廃材とかですら描画意欲が出てきます。理由は知れません。もうそれさえ分析することはありません。分析はできるでしょうが、大方は退屈です。

例によって上のイメージが何であるかは語らないで置きましょう。間違いなく言えることは完全な偶然であるということです。

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