2024年9月28日土曜日

どこをさまよい何を探しているのか

絵を描くことは、何かを探している作業です。少なくとも私にとってはそうです。何を探している? いえ、それさえはっきりと答えが出ません。それは偶然の結果だったり、むしろ狙い通りに行かなくての結果だったりします。ちょっと気取って例えてみれば、その行き着く果てとでも言えばよいでしょうか。


タイトルは想定しない

しかしながらアートが面白いのは実にそのような部分であって、それで良いのだと私は思っています。 迷い人とでも言えば良いかも知れません。アートは、次から次へと未知です。そうあるべきだ、とまでは言いません。人にはそれぞれ考え方があります。しかし私に関してはそうです。

2024年9月10日火曜日

何とかなっている以上は作業を継続

思いもよらない障害に遮られたら気力そのものも萎えてくるのですが、それでも何とかなっている間は、つまりは絵を描いている日常を継続することです。過去は概ね油彩での作業でしたが、あまり広くない日本の住宅事情をお察しください。私のように好奇心に基いたことの何でもを、とにかく時間の制限のなかであれこれと取り組んでいる人間にしてみると、油彩は何かと場所を取り保管も大変で一々が簡便ではありません。


なので現在は、概ね水だけで描ける作業を好んでいます。これは透明水彩にしろガッシュにしろ水彩絵の具は僅かな時間を無駄にせず作業ができて、しかも油分の加減だのという面倒なことがありません。充分な余裕ができればいずれ油彩を楽しみたいとは思っていますが、しかし私は既に人生のかなりを過ごした人間で、油彩に復帰できるかは判断の難しいところです。