2025年7月3日木曜日

睨む髭爺い

線を幾つか重ねて表現する方法は随分昔からあって、西洋の版画などに多く見られたと思うのですが、それに近くはないでしょうか。線というにはいささか面積を持ちすぎますが雑多な筆で線を引けば大抵はそうなるのです。ほぼ横の線を気ままに描いていたら、その強弱や集合によって髭面の爺さんが出てきました。



そう見えない人はそれで良いのです。他のなにに見えても結構。でもこういう顔をした人、割と存在しています。口の周りから顎にかけて白いひげを生やして機嫌が悪い。

言ってみればこれも一つの実験です。描いている内に何が現れるかを一切予想しない、だからこれも勝手に現れた。

しかしきっと、そう見える人と見えない人が出てくるのだと思います。そこの分かれ目がどうも私には気になるのです。どこが違っているのでしょう。

今後も描いている内になにかが出てきたら貼り付けます。とにかく何か出てくる。なぜでしょう。

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