謎の物体と言いましても、それが何であるかはどうでも良いのです。ここではそれは重要じゃありません。ここで重要なのは目に見えて脳に働きかけるイメージです。それが何であるかは一々問わない。
と言えばそれなりの製作意図がありそうな気配も漂うのですが、実はそういうこともなく、ただ描くことがどんな形になってくるか、そこだけのことなのです。如何にも尤もらしい言葉を重ねて意味ありげなことを演出もできますが、私はむしろそれを避けています。ただ、描かれるものの個人的な好みと言うか、世界は勝手にどんな人であっても出来て来るので、いつかザッとそれを推してみようとするかも知れません。
描くではなく描かれると今言いましたが、これはそういう例えなのですが、実際そういう部分から遠くはないのです。100パーセント意図を持ってそこに命中させていく描き方もあるのですが、むしろそれが崩れた方が面白いとか思っているのです。だから、描画の半分は描くではなく描かれたものです。へりくだってしまえば、成り行きとも言えます。
なので、今後も何が出るか知らないまま進むのです。
進む?
うーん、まあ、進むのでしょうね。
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